【レバンガ北海道】2点差の接戦を制し8季ぶり5連勝!平日ナイターに5200人 菊地が守備で流れ変え逆転勝ち―ドワイト・ラモスは20得点 富永は徹底マークされながらも11得点
B1第10節、4連勝中と勢いに乗るレバンガ北海道は12日、ホームの北海きたえーるで佐賀バルーナーズと対戦。激しい点の取り合いとなった接戦を95-93の2点差で制し、2017-18シーズン以来となる8季ぶりの5連勝を飾りました。
試合は序盤から拮抗した展開となりました。第1クォーター、レバンガはジャリル・オカフォーが2本のダンクを含む13得点でチームを牽引するも24-25と1点のリードを許します。続く第2クォーターでは、ケビン・ジョーンズが2本の3ポイントを決めるなど奮闘しましたが、46-52と差を広げられて前半を終えました。
しかし、第3クォーターに入るとレバンガが反撃を開始。ドワイト・ラモスが2本のスリーポイントシュートを含む9得点を挙げ追い上げを見せます。途中から入った菊地広人は、相手の金丸選手を徹底したディフェンスで封じ込め、チームにリズムをもたらしました。さらに島谷のスティールからのジョン・ハーラーのダンク、さらにジョーンズと菊地の3ポイントシュートで一気に突き放し、75-69と逆に6点差をつけて最終第4クォーターへ突入しました。

ジョン・ハーラー選手 提供レバンガ北海道
最終クォーターもレバンガの流れは止まらず、開始から市場脩斗の3ポイントシュートなどで7得点を重ね82-69と一時13点リードを奪いました。その後、続けてフリースローを与えるなど佐賀にじわじわ追い上げられ、残り39秒で1点差まで詰め寄られる展開となりましたが最後は95-93の2点差で勝利を掴みました。
この日、富永啓生は相手ディフェンダーに徹底的にマークされる中、3ポイントシュートはなかったものの、11得点を挙げました。
試合後、トーステン・ロイブルHCは「佐賀は3ポイントが多いチームの一つなので、簡単に3ポイントを打たせないということがゲームプランの一つだったが、前半は高い確率で決められてしまった。後半はシューター陣に強度の高いディフェンスができるようになり、相手の3ポイントの確率を落とすことができた」と試合を分析。
菊地選手も「第3クォーターが大きなターニングポイントになった」と語り、「セカンドメンバーは絶対やられないようにと個人的に意識していたので、そこはしっかり遂行できた」と振り返りながらも「まだまだ自分のプレイに満足せずもっと精度をあげるようにがんばりたい」と今後の意気込みを述べました。
この勝利でレバンガ北海道は第10節を終え、東地区2位の宇都宮ブレックスに勝敗で並びました。次節はアウェイで島根スサノオマジックと対戦します。
レバンガ北海道95-93佐賀バルーナーズ
第1Q 24-25
第2Q 22-27
第3Q 29-17
第4Q 20-24










