【カーリング】札幌国際大学が全勝優勝…アドヴィックスカップ

北海道カーリングツアー・アドヴィックスカップ男子優勝の札幌国際大学 (C)ADVICS CUP
北海道カーリングツアー最終戦、アドヴィックスカップは9月11日、最終日を迎え男女の決勝と3位決定戦が行われました。
男子決勝は昨年まで日本選手権3連覇ながらメンバーが大きく変わった新生・コンサドーレと今年の日本選手権準優勝の札幌国際大学が対戦しました。
試合は有利な後攻チームの得点を互いに1点に抑え込むロースコアで進みます。
2対2の同点で迎えた第6エンド。後攻の札幌国際大学はフォースの青木豪選手が得点外にあった手前のストーンをタップして押し込み2得点。この試合、初めての複数得点を奪いました。
続く第7エンドでもコンサドーレの得点を最小限に抑えた札幌国際大学は最終エンドも複数点を挙げ北海道カーリングツアー最終戦で優勝を果たしました。
■男子決勝
札幌国際大学 0101 0202 | 6
コンサドーレ 0010 1010 | 3
サードでスキップの佐藤剣仁選手の話
「札幌、稚内で勝てなくて、本番の日本選手権(来年1月)と同じ会場の常呂でしっかり勝ち切ることができたので本当に今シーズンの入りとしては良い形になったと思っています。今日の決勝はすごく今シーズンにとって良い一戦になったと思います」。
青木豪選手の話
「まずは一安心といったところでしょうか。最初の2戦がうまく勝てずになかなか決められず、思うようなプレーができなかったのですが今大会は最初から最後までチームとして1つ1つ集中して決めていけた、チームが一つになったような感じがしたので、さらにもっと上達して来年の日本選手権に向けて頑張りたいと思います」。
敗れた阿部晋也選手(コンサドーレ)の話
「準備ができていなかった北海道カーリングツアー初戦、2戦目はあまり評価できないけれど今回に関してはある程度、練習時間も取れた中での大会だったので最低限決勝進出できたことはポジティブに評価できるのかなと思いますが、やっぱり決勝で勝てなかったということはしっかり反省しなきゃいけないところだなと思います」。
「僕と清水が残っているとは言え、ほぼ半分変わった中でここまでやれるのは、そんなに悪くないんじゃないかなと思っています。本当にガラッと雰囲気は変わってますし、僕自身、確かに新しいスタートを切っている感覚はあります」。