女子優勝の山口遥らパリ五輪選考会MGC出場権獲得…北海道マラソン2022
東京2020五輪パラリンピックの開催に伴い2年連続で中止となっていた北海道マラソンが3年ぶりに開催されました。
1年前に札幌で行われた東京オリンピックのマラソン・競歩のレガシーを取り入れたコースに約2万人のランナーが参加し午前8時30分にスタート。
男子はケニア出身の留学生、ルカ ムセンビ選手(東京国際大)が22キロ過ぎに集団から飛び出すとそのまま独走。初マラソンで優勝を飾りました。
そして日本人トップの柏優吾選手(東洋大)ら4選手が2024年のパリオリンピック代表選考会「MGC」の出場権を獲得しました。
一方、女子は実業団に所属していない市民ランナーの山口遥選手(AC KITA)が初優勝。こちらもパリオリンピック代表選考会の出場権を勝ち取りました。
山口遥選手ー
「きょうは笑顔で帰ってくることができたので本当に良かったです」。
■成績
<男子>
優勝 ルカ ムセンビ (東京国際大学) 2:10:49
2位 柏 優吾 (東洋大学) 2:11:41 MGC進出
3位 青木 優 (カネボウ) 2:11:44 MGC進出
4位 松本 稜 (トヨタ自動車) 2:11:51 MGC進出
5位 山口 武 (西鉄) 2:11:55 MGC進出
6位 清野 太雅 (東洋大学) 2:12:20
<女子>
優勝 山口 遥 (AC KITA) 2:29:52 MGC進出
2位 青木 奈波 (岩谷産業) 2:33:32
3位 岡田 唯 (大塚製薬) 2:36:00
<視覚障がい者の部優勝者>
男子 和田 伸也 (長瀬産業) 2:29:50
女子 道下 美里 (三井住友海上) 3:07:23