昨シーズンでプロ野球を引退した斎藤佑樹さん、男子マラソンの中村匠吾選手、それにハードルの寺田明日香選手がナビゲーター、講師をつとめる“超”豪華なランニング教室が7月3日、札幌で行われました。

　参加者は抽選で選ばれた小学生と保護者のペア100人。豪華メンバーとともに体の動かし方からランニングの実技。さらに質問コーナーありと充実の時を過ごしました。

　質問コーナーで目標を聞かれるとー

　寺田明日香選手は「東京で選手としては一区切りのつもりだったが、五輪の借りは五輪でしか返せないと多くの人が言っていて、自分も本当にそうだなと思っている。２年後のパリ五輪を目指している」と答えました。

　中村匠吾選手も「五輪は夢見ていた舞台だったが、思い描いた走りができなかった。もう一度、五輪に出て活躍したい」とパリ五輪への思いを口にしました。

　またこのイベントに参加し「私も力をもらったのでがんばっていきたい」と挨拶。司会者から最後に目標の記録について聞かれると「（今の）日本記録が(2時間)4分。3分（を狙う）」と答え、参加者から拍手が起きました。

　子どもたちとの交流で２人のオリンピアン、そして斎藤佑樹さんも大いに刺激を受けていました。