【北海道中体連が”8競技”を取りやめ】スケート・アイスホッケー・スキーなどを2027年度以降実施せず_背景に「少子化」「教員の負担軽減」…継続する11競技も経費の3割カット目指す方針

　中学生のスポーツの大会が変わります。

　北海道の中体連が2027年度以降、スケートなど8つの競技を取りやめることを発表しました。

スキーやアイスホッケーなど8つの競技が取りやめに

　「持続可能な大会開催に向けて全道大会のあり方を見直す苦渋の決断をしました」（北海道中体連 桜井知克士会長）

　北海道の中体連が実施しないことを発表したのは、2027年度からのスケートやアイスホッケーなど7競技と、2030年度からのスキーのあわせて8つの競技です。

　中学生の人口減少や部活動での教員の負担を軽減させることなどが背景にあります。

　陸上競技、サッカー、軟式野球など11の競技については引き続き全道大会を実施しますが、開催のための経費を2024年度に比べて30％減らすことを目標に大会運営のあり方を見直すとしています。