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【陸上】北口榛花が60m超のハイレベル戦を制す…日本選手権北海道関係選手の成績

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【資料】陸上競技の女子やり投で使用する用具

 陸上の日本選手権は6月9日~12日に大阪・ヤンマースタジアム長居で世界選手権代表選考会を兼ね熱戦を繰り広げました。

 ■北口榛花が女子やり投で連覇

 雨の降った11日(土)に行われた女子やり投で旭川出身の北口榛花選手(JAL)が3選手が60メートルを超えるハイレベルな争いを制し連覇を果たしました。

 優勝記録は3回目にマークした62メートル25。高々と上がったやりは左からの風に流されながらも長い滞空時間の末、60メートルラインを超えました。この投てきに北口選手はガッツポーズ。日本選手権で自身初の連覇で3回目の優勝です。

 優勝インタビューで北口選手はー。

 「やりがカーブしてしまったのでそこまで距離が伸びている実感はなかったが、結果的に距離が出ていたので良かった。今回連覇できたことはすごくうれしい。これからも続けていきたい」。

 ■東京五輪100&リレー代表の小池は苦戦

 最終日の6月12日に行われた男子200メートル決勝に小樽出身の小池祐貴選手(住友電工)が出場。一番内側の第2レーンを走る小池選手はトップに立って直線に入ります。4位に終わった100メートル(6月10日)の雪辱が目の前でしたが最後の最後に力尽き2位、惜しくも連覇はなりませんでした。

 ■MVP女子は北海道とも縁がある田中希実

 大会MVPは男子が橋岡優輝選手(富士通)、女子が田中希実選手(豊田自動織機)でした。1500メートルと5000メートルの2冠、800メートルでも2位となった田中選手はホクレン・ディスタンスチャレンジなどで例年北海道で走りを磨いてきたほか、母親の千洋さんが北海道マラソンで2度優勝、少なからず北海道ともゆかりがあり、世界への飛躍に期待が高まります。

 【北海道関係8位内入賞者】

 ■優勝
 堤 雄司 (ALSOK群馬、札幌陵北中-札幌拓北高出) 男子円盤投 59m45(4年連続9回目)
 北口 榛花 (JAL、旭川出身、旭川東高出) 女子やり投 62m25(2年連続3回目)
 ■2位
 小池 祐貴 (住友電工、小樽出身、立命館慶祥高出) 男子200m 20秒62
 ■3位
 御家瀬 緑 (住友電工、札幌出身、恵庭北高出) 女子100m 11秒55
 ■4位
 小池 祐貴 男子100m 10秒19
 高橋 佑輔 (ハイテクAC、札幌出身、札幌東高出) 男子110mハードル 13秒57
 城山 正太郎 (ゼンリン、函館出身、函大有斗高ー東海大出) 男子走幅跳 7m98
 ■5位
 久保田 亜由 (九州共立大学、池田町出身、帯広農高出) 女子砲丸投 14m58
 ■6位
 小玉 葵水 (東海大学、帯広出身、白樺学園高出) 女子走幅跳 6m06
 ■7位
 高橋 佑輔 (北海道大学M1) 男子1500m 3分45秒69
 ■8位
 石堂 陽奈 (環太平洋大学、八雲町出身、立命館慶祥高出) 女子100m 11秒66




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