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【アルテミス北海道】「あと1点の重み」廣瀬未佳が語った課題――2セットを先取しながら東京サンビームズに逆転を許し、開幕2連戦は1勝1敗

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 2026-27 Vリーグ女子のアルテミス北海道は11月8日、北ガスアリーナ札幌46で東京サンビームズと対戦しました。前日に続くフルセットの激戦となりましたが、2セットを先取した後に巻き返され、セットカウント2-3で惜敗。開幕2連戦を1勝1敗で終えました。

 前日の開幕戦を逆転勝利で飾ったアルテミス北海道は、第1セット序盤、久保花音選手が得点を重ねました。8-8の場面からは山田菜那光選手の2得点を含む5連続得点でリードを奪いました。終盤にはキャプテンの廣瀬未佳選手が好レシーブで粘り、古野愛心選手、山田選手、久保選手らが得点。東京の追撃を振り切り、25-22で第1セットを先取しました。

 続く第2セットも堅い守備から久保選手のアタック、廣瀬選手のバックアタックなどで得点を重ねました。終盤には山田選手の連続サービスエースも飛び出し、25-16と9点差をつけて連取しました。

久保花音選手

 しかし、試合の流れはここで一変します。東京が反撃に出ると、アルテミス北海道は序盤で1-9とリードを許します。その後も失点が続き、4-19と大きく引き離されました。野口茜選手のサービスエースや丸山桐果選手のアタックで流れを変えようとしたものの、反撃は及ばず、9-25でセットを落としました。

 立て直しを図るアルテミス北海道は、久保選手がバックアタックなどで序盤に9-6とリードします。しかし、ここから7連続失点で逆転を許し、19-25で第4セットも落としました。セットカウントは2-2となり、勝負は前日に続いて最終セットに持ち越されました。

 勝負の最終セットは久保選手と廣瀬選手のアタックで6-3と先行しました。しかし、10-8から東京に3連続得点を許して逆転されました。アルテミス北海道は12-14でマッチポイントを握られながらも、14-14と追いつく粘りを見せました。最後は廣瀬選手のスパイクを止められ、14-16。あと一歩が届きませんでした。

山田菜那光選手

 廣瀬選手は試合後、「気持ちの波がすごく出たゲームだった」と振り返りました。東京の攻撃力を最後まで抑えきれなかったことを敗因に挙げ、「あと1点の重みや精度をこれから進めなきゃいけない」と課題を語りました。また、自身のプレーについても、相手が1枚ブロックとなる場面でのスパイクの決定率を改善したいと話しました。

 山田選手は、サーブでしっかり崩すことができ、ブレイク率も高かったと振り返り、「そこはこれからも維持していきたい」と語りました。一方で、試合後半にミドルが決めきれず、サイドの攻撃も苦しくなる展開が増えたと分析しました。

 ブロックについては、「ブロックあまり良くなくて、いいところでのタッチが一番欲しいときにタッチが取れなくて、横に抜けちゃうとか、相手が思い切り叩ける状態になってしまうというところをもう少しブロックでカバーして、チームを楽にできるようにしたい」と振り返りました。

古野愛心選手

 久保選手は、プレッシャーのかかる場面で「ミスを恐れて弱い球で返したり、攻めたスパイクが打てなかった」とこの2年間での課題を挙げましたが、この2日間については「どの場面でも攻めたプレーで点を取れた」と手応えも口にしました。

 後藤ヘッドコーチは、第3セットの開始前、2セットを先取したことで「『いけるんじゃないか』みたいな空気」があったと明かし、「もう1回仕切り直してくれ」と選手に声をかけたと振り返りました。勝利がちらつくと気が緩み、もう一手を加えようとするうちに、リズムが崩れることもあると説明。

 「勝ち慣れてないところが一つ大きなところ」と、チームの課題を挙げました。前日のような良いリズムを作れなかったと振り返り、今後はサーブとブロックを継続しながら、相手の攻撃の変化を予測して、ブロックの位置やサーブの狙いを修正していく必要性を語りました。

 アルテミス北海道は次節、12月5日からAGF鈴鹿体育館でGOLDSTARS八王子と対戦します。次のホーム戦は12月26日、27日に北ガスアリーナ札幌46で開催され、ヴィアティン三重、CHIBA BELLSとそれぞれ対戦します。




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