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【高校バレー】インターハイ北海道予選・男子 札幌大谷がとわの森三愛を破り2年ぶり2度目のV 骨折からチーム復帰したセッター三谷「去年の先輩たちの分も、絶対に勝ちたい大会」

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 6月12日、函館市の函館サーモン・まるなまアリーナで北海道高等学校総合体育大会バレーボール競技大会が最終日を迎え、男子は札幌大谷高校が2年ぶり2度目の優勝を飾りました。

 男子は、準決勝で北海道科学大高を破った札幌大谷が決勝に進出。5月の札幌支部予選決勝でフルセットを争った、とわの森三愛と再び顔を合わせました。試合は札幌大谷がペースを握る展開となりました。序盤から4連続ポイントを挙げるなど終始流れを渡さず、第1セットを25-13と圧倒しました。

 第2セットに入っても、主導権は札幌大谷のまま。とわの森三愛も切り替えて追い上げる姿勢を見せますが、点差がなかなか詰まらず、自分たちの方に流れを引き寄せることができません。マッチポイントから、最後は小西出隼翔選手(1年)の強烈なバックアタックが決まり、札幌大谷が25-18で連取。セットカウント2-0で2年ぶり2度目の優勝を果たしました。

 思わぬ差が開いた展開に、フルセットも覚悟していたという三原隆佑監督は、「思った以上に選手が頑張ってくれた。いい方向での“想定外”でした」と振り返りました。さらに、「支部予選とはローテーションを変え、強いローテーションから入れたのが大きかった。サーブの狙いなど、指示されたことを選手がしっかり遂行してくれたことも勝因です」と分析しました。

 この春から、とわの森三愛の指揮を執る谷越陽介新監督は、「経験が足りていないこと、相手に対策されていた部分を上回るプレーができなかった」と振り返りました。さらに「やるぞという気持ちの保ち方や、自分たちのバレーをするんだという空気づくりがまだ出来ていなかった」と分析。次に向けては「まず個人の引き出しを増やすことと、チームとしての戦術の幅をさらに広げて精度を高めていきたい」と話しました。

札幌大谷のセッター・三谷南々斗選手(3年)

 チームの司令塔としてコートに立ったセッターの三谷南々斗選手(3年)は、今大会でチームに復帰しました。2月中旬に左足小指の疲労骨折で手術を受け、約3カ月間チームを離脱。練習に復帰したのは5月上旬でした。自身の状態については「半分まで戻っているかどうかというところ」と明かしました。離脱中は食事管理を徹底し、体重管理にも気を配りました。ただ、下半身のトレーニングが十分に積めていない分、「まだ戻り切っていない」と率直な思いを口にしています。

 それでも、この大会への思いは強く、「高体連は1年生の時に初優勝しましたが、昨年は決勝で東海大札幌に敗れた。去年の先輩たちの分も、絶対に勝ちたい大会」と決意を語っていました。「全道の壁」を経験した昨年を教訓に、目標にしていた大会で勝つことができました。三谷選手は「大会までの間、チーム内で厳しいことも言ってきた。それでもついてきてくれたチームメートがいたからこそ、つかめた優勝」と仲間へ感謝を口にしました。

札幌大谷・小西出隼翔選手(1年)

 また、1年生でメンバー入りした小西出隼翔選手は、「準決勝、決勝ともにいいコンディションで、しっかり自分たちのプレーができた。いい結果になって良かった」と話しました。最後のバックアタックについては「気持ち良かったです」と笑顔を見せました。

 中学時代、U-16日本代表や全国中学選抜でも活躍した小西出選手は、「高校では、中学とは違って練習から“自立”を求められる」と話しています。監督やコーチに引っ張ってもらうだけではなく、選手たちが自分たちで考え、プレーを含めてチームをつくり上げていくスタイルだといいます。

 また、重くなったボールへの対応や強い球を打つための体づくりを目的に、ウェイトトレーニングにも取り組み始めました。「一人のエースに頼るのではなく、一人ひとりがしっかり役割を果たさないと勝てないのが高校バレー」と、チーム内での自らの役割を見据えています。

 今後、磨きたい技術について聞くと「もっとサイドから球が走る鋭いスパイクとバックアタックを磨いていきたい」と抱負を述べました。

 キャプテンの櫻庭瞬貴選手(3年)も決勝を振り返り、「今までの試合で一番、自分たちのプレーが出せた。この大会までサーブとレシーブを練習してきて、それがうまくはまった」とコメント。インターハイに向けては「全国ベスト8を目指して頑張ります」と意気込みを述べました。札幌大谷は北海道代表として、8月4日から京都府で行われるインターハイに出場。全国上位を狙います。

<男子準決勝>
札幌大谷 2 (25-21、25-18) 0 北海道科学大高、とわの森三愛 2 (25-11、25-17) 0 北海
<男子決勝>
札幌大谷 2 (25-13、25-18) 0 とわの森三愛




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