【バレーボール】“アトム”が加入…ヴォレアス&サフィルヴァ今季北海道新加入戦力に注目

サフィルヴァ北海道に期限付き移籍の鳥飼亜斗夢選手
Vリーグ、日本バレーボールリーグ機構は9月10日、Vリーグ2部(V2)男子の日程を発表しました。開幕戦は10月30日(土)で会場は旭川と苫小牧の2会場です。
“北海道”で幕を開ける新シーズンまで1か月半、2021-22 V.LEAGUE DIVISON2 MEN で活躍が期待される北海道に本拠地をおく「ヴォレアス北海道」と「サフィルヴァ北海道」のホープに迫ります。
◇ヴォレアスに若きエース候補
“大型新人”まずはヴォレアス北海道の関根ヒカル(せきね ひかる)選手から紹介します。
身長197センチ、年齢は1999年10月31日生まれの21歳。開幕シリーズの2戦目、日曜日に22歳の誕生日を迎えます。
9月4日に行われたプレシーズンイベントでは昨季V2王者の富士通を相手にチーム最多の23得点の大活躍。若きエース候補が北の大地で本格始動しました。
「オポジットはボールが集まってくるのでバックアタックでもフロントでも(相手の)上から打とうと思ったが、やっぱり緊張とかもあって1セット目は上手くいかなかった。本当はもっと力強く佐々木さんのようにスパイクを打ちたい」と新キャプテンとなった佐々木博秋選手をお手本としているようでした。
◇由来は関係ないそうだが“鉄腕”に期待
サフィルヴァ北海道にも身長195センチの“大型”選手が加入しました。
V1所属のサントリーサンバーズから期限付き移籍で加入した鳥飼亜斗夢(とりかい あとむ)選手です。
サントリーサンバーズの柳田将洋選手が目標だという鳥飼選手は「サフィルヴァの主軸となってチームのエースになる」と自信を覗かせていました。
亜斗夢の名前が気になって由来に関して聞いてみたところ“鉄腕アトム”とは「全く関係無い」との答え…。とはいえコートに立てば鉄腕から繰り出す鋭いスパイクに期待は膨らんでしまいます。
サフィルヴァの上杉監督は「身長195センチのアウトサイドヒッター、日本人でこのサイズでこのポジションをやっている選手はV1リーグでもほとんどいない。スパイクと高さをいかしたブロックというのが武器になる」と期待を込めました。
◆V2開幕戦(北海道を本拠地とする2チーム)
ヴォレアス北海道 - 埼玉アザレア
10月30日(土) 旭川市リアルター夢りんご体育館
サフィルヴァ北海道 - ヴィアティン三重
10月30日(土) 苫小牧市総合体育館