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【アイスホッケー女子】五輪へ収穫「日本代表としての気持ち取り戻せた」…世界選手権過去最高6位で閉幕

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IIHF女子世界選手権を終えオンライン会見に出席したFW大澤ちほ(左)とDF細山田茜

 アイスホッケーの女子世界選手権(カナダ・カルガリー)最終日は8月31日(日本時間9月1日)、決勝、3位決定戦、5位決定戦の3試合が行われました。

 5位決定戦に出場した日本代表「スマイルジャパン」はロシアオリンピック委員会(ROC)に2対0で敗れ、6位でした。6位は世界選手権の日本勢過去最高の成績です。

 優勝は延長の末、カナダがアメリカを3対2で下し、2012年以来の栄冠。第1ピリオドに先制したアメリカが2点リードしましたが、カナダは第2ピリオドで追いつき、延長でキャプテンのM.P.プーリンが決勝ゴールを決め激戦に終止符を打ちました。3位決定戦はフィンランドが3対1でスイスを下しました。

 ◇貴重な経験と収穫◇

 5位決定戦でロシアOCに2対0で敗れたあと、キャプテンのFW大澤ちほ選手は過去最高の6位という成績にも「トップ4を目指してやってきた。(掲げた目標に対しては)まだまだ足りないと感じたのが正直な印象。(ロシア戦も)勝てそうで勝てなかった。そこが自分ちに足りないところだと強く感じた」。アシスタントキャプテンでもあるDF細山田茜選手は「シンプルにプレーして、シンプルにつなげるということをこの大会を通して目標にしていた。その点はできたと思う。守備面でもよく守れていたと思うが相手シュート後のゴール前でのバトルが1歩遅れたり、スティックを上げていなかったりという場面が多く、失点した。その点は北京へ向けチームの課題だと思っている」と手応えと課題を口にしました。

 飯塚祐司監督は、まったくゲームにならない、パックさえ触らせてもらえず防戦一方だった頃を考えると「大きく成長できている」と7試合で4勝を上げた今回の世界選手権を通じて感じたと言います。今回、1勝1敗だったチェコや敗れたとはいえロシアとの試合でも「自分たちが、あともうほんの少し、スコアリングであったり、守りの部分であったり、積み上げられるのであったなら“もう勝ちが見えてきている”ところまで来ていると感じられた」と収穫が大きかったと話します。

 高校生でソチ五輪に出場した1996年生まれのFW浮田留衣選手、同学年のFW床秦留可選手が“若手”から日本の得点が期待されるセット(ライン)の主力メンバーと確実に進化を見せています。

 更に20歳の志賀紅音選手がチーム最多得点の4ゴール、同学年の山下光選手が2得点、ゴールこそありませんでしたが22歳の三浦芽依選手もベテラン久保英恵選手の得点を引き出すアシストや第1セットに起用されプレーするなど平昌五輪以降に力をつけてきた選手の活躍もありました。

 飯塚監督は「2年前の世界選手権で成長してきた選手で、この先、日本のフォワード陣を支えていくメンバー。いろいろな面でベテランと組んで、勉強して、この大会の中で、何か良いものを掴んでもらいたいというのもあり、ファーストライン(大澤選手、米山知奈選手らの第1セット)に使った、五輪を見据えてどういうラインが良い感覚でチームにプラスをもたらすかという確認の意味(もあった)」と北京を見据えていることを明かしました。

 大澤選手は「チームとしても志も高く臨めた。すごく自分たちにとって自信にもなる大会だった。経験としてもすごく良かったと思う。気持ちとしても“日本代表としての気持ちを取り戻せる”大会になった。大事な時期に良い大会にできたと思う」と会見を締めくりました。

 【アイスホッケー女子世界選手権最終成績】
1)カナダ
2)アメリカ
3)フィンランド
4)スイス
5)ROC
6)日本
7)チェコ
8)ドイツ
9)ハンガリー
10)デンマーク




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