【コンサドーレ】新指揮官に川井健太氏が就任!サガン鳥栖監督時代は対札幌通算3勝5分1敗「注目することをお勧めする」かつてミハイロ・ペトロヴィッチ氏もそのサッカーを評価

2023年の川井健太氏(当時・サガン鳥栖監督)
2025年の明治安田J2リーグを12位で終えた北海道コンサドーレ札幌の新監督に、愛媛FC、サガン鳥栖などで指揮を執った経験を持つ川井健太氏が就任することが12月11日(木)、決まりました。
川井新監督は愛媛県出身の44歳。現役時代は2004年から2006年まで3シーズンにわたり愛媛FCでプレー。2018年から愛媛の監督を務めると、モンテディオ山形コーチを経て、2022年、当時J1に所属していたサガン鳥栖の指揮官に就任。2024年8月に契約解除となってからは、所属チームがありませんでした。
鳥栖時代は毎年選手が激しく入れ替わるチーム事情を抱えながらも、就任初年度の2022年にJ1・11位という成績を残しました。予算規模や戦力流出に左右されず、結果を残してみせたその手腕を、当時札幌の監督を務めていたミハイロ・ペトロヴィッチ監督も評価。試合後会見の場で、同年のJ1優勝チームとなった横浜F・マリノスを差し置いて、「私にとっては鳥栖がチャンピオンだ。鳥栖に注目することをお勧めする」とコメントしたこともありました。
その言葉を表すように、2023年4月に札幌で行われたルヴァンカップの試合後、「今あるもので、僕は最高の料理をつくりたい」という言葉を残した川井監督の札幌との通算対戦成績は、ルヴァンカップを含む鳥栖の3勝5分1敗。札幌は、J1時代に勝ち手を掴みきることのできなかった難敵を、新指揮官として迎えることとなります。
未体験となるハーフシーズン開催のJ2・J3百年構想リーグ。2月に開幕するイレギュラーなシーズンは新指揮官に託されました。










