週間番組表

第534回 番組審議会 議事概要

2025年6月23日(月)

事務局報告委員の出欠状況ほか

出席委員

泉   貴嗣委員長
西田  薫委員
塚本  容子委員
中川  勲委員

【レポート提出】

八木  由起子副委員長
長谷川 秀一委員
髙田  聡委員
山本  武史委員

会社側

鶴井  亨代表取締役社長
向田  陽一報道制作局長
伊達  光良視聴者センター長兼編成部長
青山  優子報道情報部長
涌井  寛之報道情報部プロデューサー
井坂  桃花報道情報部ディレクター
鈴木  謙二番組審議会事務局長兼編成局長
竹田  奈央番組審議会事務局

議 題

(1)審議合評
『FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 グッドラック やまとのうた』 5月25日放送
【委員からの意見】
・生きることの素晴らしさや生きるという勇気をもらったような気がした。
・社会的なドキュメンタリー番組の意義とは何かを考えてしまった。
・中学生や高校生にぜひ見てほしい番組だと思った。
・大変な状況の中、深いところまで取材ができていたのは、家族とディレクターの信頼関係が成り立っているからこそで、
素晴らしいと思った。
・タイトルとそのテロップにあたたかさを感じた。
・両親や大和くんの表情や目の動きを丁寧に追っているところに好感を持った。
・子供のナレーションは前向きな感じがしてよかったが、ニュートラルに感じられる人を採用してもよかったのでは。
・両親が医療従事者で身近に障がい者がいたから出来ることもあり、そうでないとここまで出来ず、
自分を責めてしまうのではと苦しくなった。
・とかく感動と涙を誘う演出になりがちなところが抑えられていて、家族の日々を見つめるやさしい目線が感じられた。
・深刻なテーマであるにも関わらず全体的に明るく爽やかな印象だった。
・日付が行ったり来たりしている箇所があって違和感を覚えた。
・膨大な記録をていねいに構成・編集してまとめあげたこの番組には非の打ち所がない。
・様々なリスクが多い問題に果敢に挑んだことは何よりも意義があることだと思った。
・別の視点も取り入れて続編を制作するなどして、更なる健闘を期待したい。
【制作側の回答】
・何度も自宅に通わせてもらったが、家族の方は全部見てくださいというスタンスだった。
・医療的ケア児をどうしていくかというのは、今後の社会全体の課題である。
・今は自宅でケアすることが多く、その生活ぶりを見てもらいたいなと思った。
・ナレーションに子供を起用したのは、誰に見てほしいかを考えた時に同年代の子供に見てほしいと思ったからで、
結果として、キッズの視聴率が高かったのはよかった。
・取材を通して、医療的ケア児とその子を育てている全員が、「生きててよかった」と思える社会になってほしいと思った。
・大和くんが少しずつでも成長していることを視聴者にわかってほしいと思った。
・こういうドキュメンタリーは医療的ケア児をケアしている親目線が多いので、
子どもの目線、大和くんを主人公にしたいと思った。
・寿命や出生前診断のことなど番組内で入れたいこともあったが、子どものナレーションということを考え、
配慮したので、今後の課題になった。
・撮影したものをパズルのように組んで構成して、日付を表記するところは吟味した。
・視聴者が自分の暮らしもちょっと頑張ってみようと思ってくれればいいなと思った。
(2)視聴者対応報告
5月、6月前半の問い合わせ件数や、寄せられたご意見等を報告

事務局報告