週間番組表

第526回 番組審議会 議事概要

2024年9月24日(火)

事務局報告委員の出欠状況ほか

出席委員

泉   貴嗣委員長
八木  由起子副委員長
西田  薫委員
長谷川 秀一委員
高橋  尚行委員
澤田  信孝委員
髙田  聡委員

【レポート提出】

塚本  容子委員

会社側

鶴井  亨代表取締役社長
小林  巧取締役メディア本部長
伊達  光良視聴者センター長
青山  優子報道情報部長
涌井  寛之報道情報部プロデューサー
田中  うた乃報道情報部ディレクター
鈴木  謙二番組審議会事務局長兼編成局長
竹田  奈央番組審議会事務局

議 題

(1)審議合評
『虐待サバイバー 生き延びた命、それから』 5月26日放送
【委員からの意見】
・社会の不備も番組内で指摘していたが、当事者にどのような支援があるのかなどの情報をもっと伝えてほしいと思った。
・質の高いドキュメンタリーを久しぶりに見た。
・取材者が真摯に丁寧に出演者に接することでいい信頼関係が出来ているのかなと感じた。
・医療体制にほとんど触れられていない点が残念だった。
・タイトルがシンプルで強くわかりやすいし、希望を感じられる単語に感じた。
・所々に美しい情景やイラストを入れることで最後まで辛くならずに見ることができた。
・全体的に優しく温かいつくりであったと感じた。
・虐待サバイバーに対して支援している方は道内にはいないのかなと思った。
・虐待をしてしまった側がその後どうなっているのか気になった。
・虐待はその時だけではなく、人生を変えるという問題定義をしてくれる番組だった。
・虐待サバイバーを美化するわけでもなくあるがままうつしていたのがよかった。
・視聴者自身が感じるよりも物悲しいナレーションや音楽のせいで制作者の意図を感じた。
・ひとつひとつの話が終わらずに進行する群像劇のような構成で、視聴者の理解ということを考えると
難しいものではないのかなと思った。
・顔を出して取材を受けることは難しいことで匿名と比較して説得力が増したと思った。
・前向きなメッセージを押しつけがましくなく伝えていて視聴後心が楽になる気がした。
・虐待の被害者という言葉が気になった。子供に対して虐待をしてしまう人も多くは逆境的小児期経験者であり、
被害者・加害者という関係を示す言葉は適切でないと感じた。
【制作側の回答】
・ディレクターの真摯な態度で顔を出して語ってくれた。
・今回のテーマは自分にとって長年の課題に感じていた内容だった。
・組織として虐待サバイバーを支援しているのは道内にはなく、1か所だけだった。
・指摘のあった医療の部分で、虐待によって身体が変質していくなどの詳細なメカニズムを描いてしまうと
被害者がどう見るのかなと思って躊躇してしまった。
・普段のニュースや情報番組の中でも継続して虐待サバイバーの支援情報などを提供する取り組みをしていきたいと思った。
(2)視聴者対応報告
8月、9月前半の問い合わせ件数や、寄せられたご意見等を報告

事務局報告