きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

温泉取材

2020/11/02

八木 隆太郎

去年『温泉ソムリエ』という資格を取得していた私。
それを活かせる取材を考えていたところ、新聞で『ニセコの温泉掘削制限 枯渇懸念』
の記事を見つけました。むむ!これは温泉ソムリエとしては気が気でない記事。
早速取材をしてみようということになりました。


このように取材ネタを見つけるのにはいくつかのパターンがあります。

​・新聞などの他媒体から発見するパターン、
・自治体や企業側から正式に取材のお願いが来るリリースのパターン
・関係者などから話を聞いて取材するパターン

今回のきっかけは新聞記事だったので、そこから早速関係各所に電話取材。
いわゆる後追いの取材なので、こういう場合は新聞より深くわかりやすく、またテレビなので多角的に映像を交えながら関係者などから話を聞きVTRにまとめていくことを目指しました。

『ニセコの温泉掘削制限』簡単に言うとこんな内容です。
 
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スノーリゾートの中心地・倶知安町ひらふ地区には温泉付きホテルが集中しています。
インバウンドを狙った海外資本のホテル開発が急ピッチで進んだことで、地下の源泉を奪い合い、源泉の水位が下がるという事態につながりました。
そこで温泉資源を守るべく来年からひらふ地区を保護地域と準保護地域に分け、
むやみに掘れないよう制限をつけることが決まった。
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というものです。確かにひらふ地区の開発は全国を見回しても他にはないスピードと規模で進んでいます。源泉の話を聞いて、私も毎年冬はニセコのスキー場でスノーボードを楽しみ、冷えて体を温泉で温めていた身として、温泉が少なくなることに悲しい気持ちになりました。

でも、開発を進めるホテルが悪いか?と言うとそれも違うと思います。土地を買い、
開発の権利を得たわけですから、温泉掘りたいですよね。取材の際は新しいホテルが悪く見えないようにも気をつけました。
今考えるべきはコロナ過でインバウンドがいない今、国内の客をどう呼び込むか?
限りある資源をみんなで守ってどう生かしていくか。そしてひらふ地区がどういう
町を目指していくのか?ということではないでしょうか。
それには官民一体となった取り組みがこれからより必要になってきます。
コロナ過でも開発が進み続けるニセコ。この地区には北海道が持つ魅力という名の光と、
それを利用しようとしている影も感じることもあります。
今後もこのニセコ地区に注目し取材していきたいです。
 
 
って、まじめな話になっちゃっいましたね(笑)
ちなみに、ひらふ地区の温泉はソムリエ的に言うと
『ナトリウム‐塩化物‐炭酸水素塩泉』で、天然の炭酸ガスが溶け込んでいて、肌を刺激、血行促進に効果ありですので、みなさんもお湯につかって温泉のありがたみ感じてみてください~。

  • &sauna