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【知床観光船沈没事故】あすで2年―海上保安庁が知床半島沿岸で2024年初“行方不明者”を捜索 一方で提訴の方針が明らかに…乗客14人の家族が運航会社と桂田社長に損害賠償を求める 北海道

事件・事故 社会 友だち追加

 北海道東部の知床半島沖で、観光船が沈没した事故の発生から2年を前に、海上保安庁が4月22日から行方不明者の捜索を行っています。

 知床半島沖で2022年4月、観光船KAZU1が沈没し乗客乗員20人が死亡、6人が今も行方不明となっています。

 事故発生から4月23日で2年を迎えるのにあわせて、海上保安庁は2024年で初めてとなる知床半島沿岸での行方不明者の捜索を22日から3日間行います。

 「家族の思いを受け止めて可能な限り捜索にあたりたいと思います」(第1管区海上保安本部 関貴之さん)

 一方、乗客24人のうち14人の家族約30人が5月下旬以降、運航会社と桂田精一社長に損害賠償を求め、札幌地裁に提訴する方針を固めたことが分かりました。


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