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【知床観光船沈没】事故からまもなく2年を前に―教訓踏まえ『体験型観光の安全対策発表』 観光クルーズや登山のアクティビティ実施可否を判断する事務局設置へ 安全対策費の支援も 北海道斜里町

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 北海道東部の知床沖で、観光船が沈没した事故から2年となるのを前に、地元 斜里町などは4月19日、事故の教訓を踏まえ体験型観光の安全対策を発表しました。

 2022年4月、知床沖で観光船KAZU1(カズワン)が沈没した事故では20人が死亡、6人が行方不明のままです。

 事故を受け斜里町では、海のクルーズや登山など自然を体験する観光の安全管理の仕組みを専門家や観光事業者などと協議会をつくり、議論を重ねてきました。

斜里町が体験型観光の安全対策を発表

斜里町が体験型観光の安全対策を発表

 19日の最終報告では、観光船の事故で運航会社が独断で荒天時に出航したことから、観光船や登山などリスクの高いアクティビティについて、実施の可否を判断する事務局を新たに設置します。

 さらに、安全対策に取り組む事業者に斜里町が安全対策費を支援していきます。