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自身の肌トラブルをもとに“一生使い続けられるスキンケア”を開発 「honjo」本庄真諭子さん #BOSSTALK

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肌に悩む人に寄り添い、助言するのが対面販売の醍醐味

SNSや口コミを中心に品質の良さが広がる

SNSや口コミを中心に品質の良さが広がる

――念願の会社を作って、実際のところ、運営はどうでしたか?
 会社経営は知らないし、マーケティングもせずに商品の価格を決めました。パンフレットも、インターネットの(ショッピング向け)ECサイトも作らないままの状態でスタートしてしまいました。JR札幌駅の近くのマンションの一室でオープンしました。(駅ビルの商業施設などに)来たついでに、ちょっと立ち寄ってくれれば良いなという気持ちでした。本当に口コミだけが頼りでした。

――取り組みとして力を入れていることは?
 コロナ禍で対面販売が一時、できなくなりましたが、対面の醍醐味は実際に悩みをうかがい、商品の案内だけではなく、アドバイスができることです。「ちょっと変えれば、お肌が変わる―と思うことが日常生活の中にたくさん隠れている」と思います。例えば、お肌をゴシゴシこすらない、パンパン叩かない―など、手入れを少し見直し、化粧品の使い方や使う量を変えれば、お肌は本当に変わっていく。これからは対面販売ができる百貨店のイベントなどに出店したいですね。

目指すのは一生使い続けられ、効果を実感できる商品

目指すのは一生使い続けられるスキンケア

目指すのは一生使い続けられるスキンケア

――どんな仕事に、一番うれしさを感じましたか?
 百貨店に出店したとき、化学物質過敏症になり、柔軟剤の刺激で肌にしみて、それまで着ていた服を全部買い替えたというお客さまが来店されました。うちの商品は刺激がなく、使い続けているという話を聞き、苦労して作った甲斐があったと本当に思いました。

――どんな会社を目指しますか?
 自分の名前をつけたブランドです。「一生、これしか使えない」と思う(ほど高品質の)商品を作っています。一生使い続けられるもの、効果を実感できるものしか作りたくないので、覚悟として自分の名前はつけたことを間違っていないと思います。肌に悩む方のために商品を開発し、品揃えを充実させたいですね。そういう意味で、会社をもっと大きくしなければだめかなと思います。あとは家族を楽にさせてあげたいですね。