大雪でJR北海道"大混乱"…列車立ち往生・札幌と新千歳空港を結ぶ快速エアポートなど計635本が運休
2022年1月12日19:40
1月12日の北海道内は大雪の影響で交通機関が大混乱しました。JRでは列車が立ち往生するなどし大規模な運休が発生。新千歳空港の発着便にも影響が出ました。
小出 昌範 ディレクター:「JR北広島駅からわずか数十メートル前で列車が立ち往生しています。線路が見えないほど雪が積もっています」
完全に動けなくなった普通列車…
11日未明、降り続く雪で線路の電気系統にトラブルが発生し列車が立ち往生。乗客約80人が一時、車内に閉じ込められました。
鎌田 祐輔 記者:「北広島駅と島松駅の間です。赤色灯を回しながらゆっくりと除雪車両が雪を取り除いていきます」
JR北海道では線路の除雪作業を行っていますが、千歳線は終日運転見合わせとなりました。

線路の除雪作業
一方、立ち往生などの影響で札幌と新千歳空港と結ぶ快速エアポートに運休が相次ぎ、新千歳空港行きのバス乗り場には一時長蛇の列ができました。
利用客:「1時間以上待っている…もう寒くて待ちきれない」
利用客:「JRよりはバスの方が空港に早く着くのかなと待っている。雪にはかなわない」
JRは午後6時までに特急列車88本を含む快速エアポートなど列車635本が運休しています。
一方、空の便も影響が出ています。
新千歳空港では出発到着便合わせて189便が欠航するなど影響が拡大しています。