【北海道の天気 1/10(月)】あすは急に荒れる 大雪・大雨・暴風に警戒を
2022年1月10日19:10
(菅井貴子気象予報士が解説) 午後7時現在
◆アイスバブル
先週末は上士幌町の糠平湖でアイスバブルが見られました。
湖の底から湧き出したガスが、氷に閉じ込められ、
凍った湖面が神秘的な模様となっています。
氷が厚くなる真冬でも、雪が積もると見ることができないため、
条件が限られた貴重な自然芸術です。
あすの夜は、十勝地方も雪が積もるため、いったん、アイスバブルは隠れてしまいそうです。
◆あす昼前から大荒れ
北海道は二つの低気圧に挟まれてしまいます。
昼前から風が強まり、道南から湿り雪や雨が降るでしょう。
夜は、広範囲で活発な雪雲や雨雲がかかりそうです。
立往生など交通の乱れや、大規模な停電に注意をしてください。
◆あすの予報
夜にかけて気温が上がり、道南や太平洋側の沿岸部は、雪が雨に変わりそうです。
内陸部は、重たい湿り雪で、石狩南部、胆振、十勝地方で50センチ以上となりそうです。
札幌市内も最大30センチの大雪となるでしょう。
◆週間予報
日本海側は、土曜日にかけて大雪・吹雪が長引きそうです。
積雪が日ごとに増えていくため、雪の事故にも注意をしてください。
道南も、水曜日は気温が急降下し、ふぶくでしょう。
今週は、厳しい天気が続きますので、最新の防災情報に注意をしてお過ごしください。