冬の便り続々と…中山峠は一晩で雪景色に 幻想的な「けあらし」も発生 "初霜・初氷"も北海道各地で観測
2020年10月16日20:10
10月16日の朝は寒くなりました。
今シーズン一番の寒気の影響で中山峠は雪景色に変わり、北海道内各地から冬の便りが届きました。
新崎 真倫 記者:「中山峠は雪がちらついています。道路わきの草木にも、しっかりと雪が被ってます」
北海道札幌市と喜茂別町の境にある中山峠では、一晩で銀世界に変わりました。
アスファルトにもタイヤの跡が…。この状況にドライバーは?
ドライバー:「もう冬ですね。スタッドレスタイヤをはいて運転に気をつけないと」
16日の朝は、北海道東部の標茶町で氷点下4.2度まで下がり、今シーズン北海道内で最も低い気温を観測するなど、全道的に寒い朝となりました。

幻想的な光景が広がった「大沼」(北海道七飯町)
この寒さで、七飯町の大沼では湯気のように霧が水面を立ちのぼる『けあらし』が発生し、幻想的な風景が広がりました。
訪れた人:「けあらしが出てすごく良い雰囲気です」
帯広市からは冬の便りが届きました。
帯広測候所 福原 絃太 技官:「表面が凍っていますので、帯広での初氷を観測しました」
帯広の初氷は平年より3日遅く、2019年より2日遅い観測です。また、帯広と釧路・函館では、初霜も観測されています。
2020年もいよいよ冬の足音が聞こえてきました。