きみと、ずっと。UHB|北海道文化放送

2020年も大量発生か…"雪虫"夏の高温で増殖する好条件に「付着してもつぶさないで」防げアレルギー

2020年10月11日10:00

 すでに目撃したという人もいるのではないでしょうか。通勤や通学時に体に当たってくる厄介なヤツ「雪虫」。

 2020年は雪虫が大量発生しそうです。健康被害も指摘され、注意が必要です。

「雪虫」の季節到来

 空を飛び交う無数の白い物体「雪虫」。アブラムシの一種です。

 服や顔にくっつくため、厄介な存在ですが、雪が降る前に飛ぶため、冬の到来を告げる風物詩にもなっています。

 吉井 庸二 気象予報士:「秋になると、トドマツの根からヤチダモの木へ移動する雪虫。飛び出すと厄介者ですが、果たして2020年はどうなるのでしょうか?」

 札幌市内でもここ数日、目撃が増えています。

2020年もあちらこちらに「雪虫」の姿が

 吉井 庸二 気象予報士:「いたいたいたここです。ここです」

 夏から秋にかけての気温が高かったことから、大量発生する可能性が高いとみられています。

雪虫発生の条件は「気温の高さ」

 北海道大学 農学研究院 秋元 信一 教授:「昆虫の産卵や出産、成長は温度に依存して決まるんです。(気温が) 高いと成長が早くなり、子供をうむのも早くなる。全体にたくさんの子供がうまれてきます」

2020年の「記録的残暑」が大量発生の条件に…

 2020年は記録的な残暑となり、9月上旬の北海道内の平均気温が観測史上1位と、雪虫発生に格好の条件がそろいました。

 北海道大学 農学研究院 秋元 信一 教授:「雪虫の場合は、1年で何世代も生まれる」

高温→成長が早く増えていく「雪虫」

 「世代の間で、気温が高いとそれぞれたくさんの子供を産むので、ねずみ算式に大量に個体が発生することになります。2020年も雪虫の発生は多いと思います」

 大量発生しそうな雪虫。私たちの体にも影響を与える可能性があるんです。

 雪虫を大量に吸い込んだり、皮膚に付着すると引き起こされる可能性があるのが「アレルギー疾患」です。

 北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎 英明 院長:「雪虫のアレルギーがあるかどうかは、検査試薬が存在しないので調べられない」

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