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無理しない!ケガしない!明日も仕事! 「新根室プロレス」ついに解散… 13年間に別れ

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 北海道根室市を拠点に活動し、巨大パンダのレスラーを中心に全国区の知名度を誇るアマチュアレスリング団体「新根室プロレス」。

 その新根室プロレスが、2019年いっぱいでの解散を表明し、先日最後となる東京大会に臨みました。

 笑いあり、涙あり…惜しまれつつ解散する彼らの最後を追いました。

プロレスファンを熱くした! 個性派ぞろいの「新根室プロレス」

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 「新根室プロレス 解散します」

 この日、根室から全国に衝撃がはしりました。

 「ありがとうございました」

 根室市民に愛されていた、新根室プロレス。

 「サムソンさん、ありがとう」

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 アマチュアレスリング団体の、新根室プロレスのモットーは…。

 「無理しない、ケガしない、明日も仕事!!」

 13年前、プロレス好きの仲間たちがネットオークションでリングを購入し活動がスタート。メンバーも個性派ぞろい。

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 独身発電所 ドン・レオ・嬢サン:「独身発電所、俺がドン・レオ・嬢さんだ!」

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 盗撮実況 M.Cマーシー:「盗撮実況、MCマーシーです」

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 北海道の東の果て根室から、全国のプロレスファンを熱くした数多くのおっさんとレディたち。そして三頭のパンダ。

 最後の興行、東京大会を目指した新根室プロレスの物語です。

"10万人に3人の病気" 盛り上がりの陰で蝕まれる体…

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 新根室が全国に知れ渡ったきっかけは、2年前の「7・30」(ななてんさんぜろ)。

 「アンドレザ・ジャイアントパンダ、デカい!」

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 アンドレザ・ジャイアントパンダのデビューで、新根室は各種イベントに声がかかり、まさに客寄せパンダに。そのアンドレザ・ジャイアントパンダをプロデュースしたのはこの方…。

 新根室創設者 サムソン宮本(54):「新根室プロレス会長、サムソン宮本。でぃやぁー!」

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 サムソンさんは高校卒業後、家業の玩具店を継ぎ20歳で結婚、娘二人に恵まれました。娘たちも成人し札幌へ。一層新根室に熱中していたある日のこと…。

 サムソン宮本さん:「僕あまりにもプロレスにのめり込みすぎて、5年前に(妻が)家を出ていったんです。特にプロレスは理解できないですよね、家族には。アンドレザ・ジャイアントパンダのおかげで、いろいろとメディアに取り上げてもらって、プロレスやっててもあまり文句を言われなくなりましたね」

 そんなアンドレザ・ジャイアントパンダの盛り上がりの陰で、サムソンさんの体はある病気にむしばまれていました。

 サムソン宮本さん:「2年前、腸の方に“平滑筋肉腫”という10万人に3人の非常に珍しい病気にかかりました。10年生存率が0%、5年生存率が30%。この腫瘍が2019年の3月に肺の方に転移して、肺の1/3をとることになりました。“無理しない、ケガしない、明日も仕事”。今は、無理して病気して仕事も休んで…」

 メンバー達と語っていたいつか東京で大会を開く夢…。新木場のリングから、全国のファンにこれまでの感謝を伝えたい。解散発表の翌日、チケットは完売しました。