"大虎"にかまれ骨が見えるほどの大ケガ…33歳の"泥酔狂暴男"が飲食店で面識のない男性に襲い掛かり指を"咬む"―2か月の重傷負わす―逮捕されるも「今は思い出せない」北海道札幌市
飲食店でケンカの仲裁をした面識のない会社員の46歳男性の親指をかみ、重傷を負わせたとして33歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む無職の男(33)です。
男は1月7日午前7時~7時20分ごろにかけ、札幌市北区北24条西4丁目の飲食店内で、客の46歳の男性の親指を噛み、大けがを負わせた疑いがもたれています。
男性は病院に搬送されましたが、親指の付け根部分が"開放性骨折"の重傷で、2か月の治療が必要な状態です。
開放性骨折とは、折れた骨が皮膚を突き破り露出する状態を言います。
警察によりますと、男は別の客とけんかになり、被害者の男性が「酔っ払いの男同士が取っ組み合いになって、殴り合っている」と110番通報。
男性が仲裁に入ると、男が突然、男性の親指を噛んだということです。
警察官が現場に駆け付けましたが、男が極度の泥酔状態にあったため話を聞くことができずその後、任意の捜査を進め、被害男性や目撃者の証言などから容疑が固まったとして2月27日に男を逮捕しました。
調べに男は「今は思い出せません」などと容疑を否認していて、警察が当時の状況を詳しく調べています。