札幌で8日連続”プラス気温” アイスクリームを食べ歩きする観光客も ”積雪は平年の3分の1”で除雪車の出動激減 除雪センターは1月赤字の見通し

UHB 北海道文化放送

　札幌は1月26日で8日連続プラス気温となりました。

　雪が降らない日も続き、除雪車の出動が激減しています。

　札幌は26日、時折冷たい風が吹きましたが、日差しに恵まれ最高気温が3．6度まで上がりました。

　プラス気温はこれで8日連続です。

　大通公園の周辺では軽装で歩く人や、アイスクリームを食べ歩きする観光客の姿などが見られました。

　まとまった雪が降らない日も続いていて、札幌の積雪は22センチと平年の3分の1程度の少なさになっています。

　「（Q：寒くないですか？）良いくらいです。全然寒くないです。もっと寒いイメージありました」（沖縄から来た親子）

　「あったかいのはいいんですけど、なんかいつもの冬らしくはないかな」（札幌市民の男性）

　一方、少ない雪は除排雪業者にとっては問題です。

　中央区の除雪センターでは例年だと1月には10回ほど除雪車が出動していますが、2025年1月は2回のみ（26日現在）。

　札幌市からは出動に応じて金額が支払われ、出動がない場合でも事業費の約8割の金額が補償されますが、除雪センターでは1月赤字になる見通しだということです。

　担当者は「ここ10年ほどで例がない事態だ」と話しています。