"高さ20メートル"鉄塔から男性作業員が転落…両大腿骨骨折など重傷を負うも一命取り留める―地面に積もった50センチの雪がクッションになったか…携帯電話のアンテナ取り付け作業中 北海道江別市
北海道江別市で1月21日、携帯電話の電波塔の高さ約20メートルから工事作業員が転落し、重傷を負いました。
21日午後2時30分ごろ、江別市高砂町の鉄塔で「鉄塔の20メートルくらいの高さから男性が転落した」などと同僚から消防に通報がありました。
転落したのは札幌市に住む電気通信業の33歳の男性で、頭などを打ち病院に搬送されましたが命に別状はなく、両大腿骨・両手首の骨折と外傷性くも膜下出血の重傷です。
警察によりますと電波塔の高さは全長約30メートル。
男性はビル6階以上分に相当する高さ20メートル地点までのぼり、当時安全帯を着用した状態でアンテナの取り付け作業をしていたということです。
男性が転落した場所には約50センチ雪が積もっていたということです。
警察は男性が転落した原因や当時の状況を調べています。