83歳夫運転のトラクターと82歳妻が"衝突"…意識不明のまま病院搬送も死亡 馬牧場の納屋でバック→そこには妻が 警察―事故原因調べる ＜北海道厚真町＞

事故原因を調べている北海道警苫小牧署

　1月11日夕、北海道厚真町の牧場で、夫（83）が運転していたトラクターに妻（82）がはねられ、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、死亡しました。

　事故があったのは北海道厚真町浜厚真の馬の牧場です。

　1月11日午後3時10分ごろ、夫から「（妻が）トラクターのそばに立っていたが、バックしたら転んで起き上がれなくなった」などと消防に通報がありました。

　消防が駆け付けたところ、夫が立ち上がったまま座った状態の妻を抱えていました。

　妻は意識不明の状態で苫小牧市内の病院に運ばれましたが、死亡しました。

　警察によりますと、当時、2人は馬の納屋で作業していて、夫がトラクターをバックで真っすぐ下がっていたところ、妻に衝突しました。

　事故後、妻には右の腕に切り傷などがあり、トラクターに巻き込まれた可能性もあるということです。

　警察が夫に当時の状況を聴いていて、事故の詳しい原因を調べています。