【きっかけは騒音トラブル?】 上階の30代男性宅玄関ドアに”包丁突き刺す”ドアには複数の跡が…男性の外出時に目前に男が仁王立ち→口論に 「パニックになってやった」―容疑認める <北海道札幌市>
アパートの上の階に住む30代男性宅の玄関ドアに包丁を突き刺して傷つけたとして、札幌市中央区に住む無職の男(29)が建造物損壊の疑いで逮捕されました。
男は1月11日午前7時1分ごろから11分ごろまでの間、札幌市中央区南7条西11丁目のアパートで、上の階に住む30代の男性宅の玄関ドアに包丁を複数回刺して傷つけた疑いが持たれています。
警察によりますと、11日午前7時2分に30代男性から「緊急です。暴れています」と警察に通報がありました。
警察官が駆け付けたところ、30代男性宅の玄関ドアに包丁が刺さっていました。
玄関ドアは木材に似た素材とみられ、包丁を複数回刺したとみられる跡が残っていました。
警察官が30代男性宅の下の階に住む男の家を訪ねて話を聞いたところ、容疑が固まり、逮捕しました。
当時、30代男性は外出しようと玄関ドアを開けたところ、男が目の前に立っていて、口論になりました。
身の危険を感じた男性が自宅の中に戻って警察に通報。その後、男は包丁を男性宅の玄関ドアに刺したとみられます。
調べに男は「パニックになってやった」と容疑を認めています。
2人の間には2024年末にも騒音とみられる隣人トラブルがあり、警察に相談が寄せられていました。
警察が事件の経緯と男の詳しい動機とともに、男の責任の能力の有無を慎重に調べています。