「車を避けることができるか？」危険かつ無謀な"度胸試し"ゲームの末に…チャレンジした16歳の少年を時速数十キロまで加速した車でそのまま跳ね飛ばす…18歳男を『殺人未遂』疑いで逮捕　北海道苫小牧市

18歳男を逮捕した北海道警苫小牧署

　友人の16歳の少年に対し、殺意をもって車ではねて軽傷を負わせたとして、18歳の男が逮捕されました。

　殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む大工の男（18）です。

　男は2024年7月28日午後4時～5時ごろにかけて、苫小牧市入船町2丁目の港の広場で、友人の塗装工の少年（16）に対し、殺意をもって乗用車ではねて転倒させ、けがを負わせた疑いがもたれています。

　少年は頭や顔、足を打撲しましたが、命に別条はありません。

　10月15日になって警察に第三者から事件に関する情報提供があり、警察が当時現場にいた関係者から事情を聞くなどして、1月8日に男を逮捕しました。

　当時、事件現場には、男と少年以外にも複数の男女がいたということです。

　調べによりますと、男は少年に「車をよけることができるか」試そうとゲームを提案。

　男は数十メートル離れた場所に少年を立たせ、別の男女も同乗した状態で車を運転し、時速数十キロまで加速。そのまま少年をはねたとみられています。

　調べに男は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察が当時の状況を詳しく調べています。