大雨による“河川氾濫”想定して防災訓練 自衛隊・警察・気象台とも連携強化 「日頃から災害に対する理解を深めてほしい」 2016年の台風で南富良野町では甚大な被害発生 北海道旭川市
北海道旭川市で6月26日、大雨や洪水による災害に備え、自衛隊や気象台などとの連携を確認する訓練が行われています。
台風接近に伴う大雨特別警報などが発令され、河川の氾濫を想定した26日の訓練。
旭川市の上川総合振興局に災害対策を指揮する本部を設置したとして、北海道のほか自衛隊、警察、気象台の職員など約30人が参加しました。
上川地方では、2016年の台風により南富良野町で建物の倒壊や多くの浸水被害が発生しています。
「(上川地方でも災害が)何年に1回か最近も起きている。(道民に)日頃から災害に対する理解を深めてほしい」(上川総合振興局 鹿又 保春 さん)
訓練では、被害の把握や情報の共有のほか自衛隊への災害派遣要請の手順などが確認されました。