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「心の底から笑顔になれることはもうない」家族2人がいまも行方不明の男性…運航会社の責任問うため"決断" 知床での観光船沈没事故から2年前に 北海道

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「安全管理を怠ったという管理責任を問う」と山田弁護士

「安全管理を怠ったという管理責任を問う」と山田弁護士

 「安全統括管理者となっていますから、安全管理を怠ったという管理責任を問うことになる。ご家族が一番求めているのは、桂田精一社長の法的な責任を裁判という場で明らかにすること。桂田社長に謝罪をしてもらいたい。これに尽きます」(知床観光船事件被害者弁護団 山田 廣 代表)

 一方、現在も知床・ウトロで暮らしている桂田社長。4月、UHBの取材に応じました。

電話取材に応じた桂田社長

電話取材に応じた桂田社長

 「いまは訴訟を起こされている身なので何もお答えできない。慰霊は毎日している」

 息子と元妻が行方不明の男性。最近、夢に息子が出てきたといいます。

 「(息子が)天国に行く夢を見て…。そこにはたくさんお友達もいて一生懸命、いろんな話をしてくれて。(私は)夢の中でずっと泣いていて。起きてからも涙がしばらく止まりませんでした」(元妻と息子が行方不明の男性)

 悲しみを抱えながら前へ。家族のため闘う決意を胸に、4月23日丸2年を迎えます。


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