「納得できない」「一からやり直して」自民党派閥の"裏金事件"めぐる処分に有権者から厳しい声も…堀井・橋本・和田議員の計3人の地元 北海道
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、北海道関係の議員3人を含めた39人の処分が決定しました。
しかしその内容に北海道民からは疑問の声も上がっています。
4月4日夕方開かれた自民党の党紀委員会。
政治資金パーティーをめぐる裏金を受け取り収支報告書へ記載していなかったなどとして、安倍派と二階派の議員ら39人の処分が決まりました。
北海道関係では不記載の額が約2200万円の堀井学衆院議員と、約2100万円の橋本聖子参院議員が「1年間の党の役職停止」。
約1000万円の和田義明衆院議員は「戒告」処分となりました。
この処分を堀井学議員の地元の有権者は…
「処分はやむを得ない」(室蘭市民)
「説明がはっきりしない。あれではダメだ。今度の選挙は落ちないとダメだ」(室蘭市民)
「妥当な処分ではあると思うので、一からやり直すつもりでやってもらえれば」(室蘭市民)
札幌では…
「(役職停止)1年って何のためなんだろうと思う。納得できない」(札幌市民)
「トカゲのしっぽ切りみたい。適当にごまかして何もないように続ける感覚」(札幌市民)
疑問の声も上がる今回の処分。
事件は一区切りとなるのでしょうか。
今回の処分を有権者はどう受け止めたのか。UHBがSNSで行ったアンケートでの結果です。(回答1344人)
・処分は妥当: 8%
・重すぎる: 1%
・軽すぎる: 65%
・期待していない:26%
処分が「軽すぎる」が最も多く65%。「処分に期待していない」という回答も26%に上り、「妥当」は8%でした。
有権者の厳しい声にどう応えるのか。処分をめぐる騒動はまだ続きそうです。