【小林製薬「紅麹」問題】北海道で新たに11人に健康被害の疑い 尿の異常や体の痛み 倦怠感などの症状で全員が通院 保健所への相談は123件に
小林製薬の「紅麹」をめぐる問題で、北海道が初めて会見を開きました。北海道内で新たに11人に健康被害の疑いがあることが判明しています。
北海道によりますと、小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを接種し新たに健康被害が疑われるのは札幌市で6人、函館市で1人、北海道で4人の計11人です。
尿の異常や体の痛み、倦怠感などの症状で全員が通院していますが、快方に向かっているということです。
これで北海道内で健康被害の疑いがある人は21人となりました。
「どれだけ食べられているかも分からないですし、今後拡大するかどうかというのは、なかなか判断は難しい」(北海道保健福祉部 佐藤吾郎食品衛生課長)
北海道内で製品の自主回収は4月3日までに7件、保健所への相談は123件に上っています。