メジャーリーグ開幕第2戦 ドジャース大谷選手と山本投手が公式戦初競演…ソウルの熱い夜 “そっくりさん”も登場 一躍有名になった“あのカフェ”では
韓国・ソウルで行われた、ドジャース対パドレスのメジャーリーグ開幕2戦目。
大谷翔平選手と山本由伸投手が公式戦初競演を果たすとあって、この日も球場周辺は大きな盛り上がりを見せました。
「第1戦はチケットを取れなくて、第2戦だけ。大谷選手のホームランが見たい」（韓国在住の日本人）
先発の山本由伸投手や大谷選手の“そっくりさん”も登場。
「第2戦で先発させていただく『山本申伸（やまもと もうしのぶ）』です。こっちが『大谷似翔平（おおたにに しょうへい）』です」（山本 申伸さん）
「第1戦を超える素晴らしい、驚かせるプレーをしてほしい」（大谷似 翔平さん）
ソウル市内のカフェ「フューチャー・マインド」。
第1戦で先発したパドレスのダルビッシュ投手の大ファンだという店主・李光熙さんのために、本人が電撃訪問したことから一躍有名に。
この日はパドレスファンが集まり応援します。
試合はメジャーリーグ初登板・初勝利を狙う山本投手でしたが、制球が定まらず初回だけで43球を投げ5失点。
メジャーの厳しさを味わいました。
「由伸、がんばれ！」（ドジャースファン）
日本からやってきた来たドジャースファンは必死の応援。
これに応え2番DHで先発出場した大谷選手は第1打席、ライトへの鋭い当たりで2試合連続ヒットを放ちます。
続く第2打席はライトへの犠牲フライで、2試合連続となる打点をあげます。
これには、パドレスを応援していたカフェ「フューチャー・マインド」の李光熙さんも…。
「ホームランかなと思いましたね。捕ってよかったです」（フューチャー・マインド 李 光熙さん）
そして、第5打席ではパドレス松井裕樹投手とのメジャー初対決が実現。
今シーズン初アーチかと思われた打球は、フェンス手前でキャッチされ惜しくもライトフライ。
歓声が一気に溜息へ変わります。
乱打戦の末にドジャースは敗れたものの、大谷選手は1安打1打点の活躍を見せてくれました。
こうして、韓国での歴史的な2試合の幕が下りました。
「こんなに多くの人が自分の店に来て一緒に野球を楽しめて、すごくうれしいです」（李さん）
