深刻な“シカ”による事故や食害…電気柵も乗り越えられる冬 4時間でメス16頭「駆除の最前線」に密着 給食で食育の取り組みも
この日は提供されたシカ肉で作ったドライカレーが給食メニューになりました。
町によりますと給食用の肉は寒い冬に捕獲され、かつ2時間以内に加工場に運ばれるなど安全性の高いものを選んでいます。
「いただきます。うまい、最高」(生徒)
中にはドライカレーをメガ盛りにする生徒も。初めてのシカ肉給食は好評だったようです。
「普通においしいので(これからも)出してほしい。少し罪悪感があるかもしれないけれど、数増えているからしょうがない」
「森林に被害があって、悪くなるよりはジビエとして学校などに提供して知ってもらうのは良いこと」(いずれも生徒)
協力したハンターは…
「やってよかった。おいしいって言ってくれて。命ですからとったものなので、無駄なく使っていければ」(ハンター 一之谷駿さん)
シカの出没が急増し深刻な被害に悩む北海道内。被害を食い止めながら有効活用する模索が続いています。