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「流氷により航行できない」ロシア船籍のタンカーが氷に閉じ込められる…海保の砕氷巡視船てしおが救助にむけて出動 北海道枝幸沖 オホーツク海

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流氷に行く手を阻まれたオストロフ・サハリン号 提供:稚内海上保安部

流氷に行く手を阻まれたオストロフ・サハリン号 提供:稚内海上保安部

稚内海上保安部によりますと、1月29日午前3時40分ごろ、北海道北部の枝幸町東方約24キロの海上で、ロシア船籍タンカー「OSTROV SAKHALIN(オストロフ・サハリン)」から「流氷により航行できない」と無線により、第一管区海上保安本部・運用指令センターあての通報がありました。

提供:稚内海上保安部

提供:稚内海上保安部

これを受け午前5時、千歳空港基地所属の固定翼機MA724が現場確認のため飛び立つとともに、乗組員救助のため羅臼海上保安署の巡視船てしおを現場海域に向けて出航させました。てしおは流氷の中でも氷を割って進むことができる砕氷型巡視船です。

航行不能となっている「OSTROV SAKHALIN(オストロフ・サハリン)」は1万1423トン、乗組員はロシア人船員19人で、積み荷の油は積載されおらず、ロシアのペトロパブロフスクカムチャッキーからナホトカに向けて航行中でした。現在、乗組員、船体ともに異常はなく、油の流出などは確認されていないということです。


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