「あなたの固定電話が2か月後に使えなくなります」”自動音声ガイダンス”からオペレーターへ 個人情報を聞き出す不審な電話が横行 注意呼びかけ

詐欺電話（イメージ）

「電話が使えなくなります」などと自動音声ガイダンスで語り掛ける不審な電話が北海道で相次いでいて、警察が注意を呼び掛けています。

1月18日、北海道松前署管内で「黒電話が2か月後に使えなくなる」「今すぐ対処したい場合は1を押してください」などと自動音声ガイダンスによる不審な電話がありました。

函館市でも1月18日「あなたの電話はまもなく使えなくなります」などと自動音声ガイダンスが流れる不審電話が相次ぎました。

また門別署管内でも1月18日「あなたの携帯電話と固定電話があと2時間で使えなくなる。あなたの携帯電話の番号が盗まれている。解決しなければ口座からお金を盗まれる。後で葛飾警察署の警察官から電話が来るので連絡を待つようにしてください」などと詐欺とみられる不審電話がありました。

警察によりますと、こうした不審電話の自動音声ガイダンスに従い「1」を選択すると、オペレーターに繋げられ、個人情報を聞き出されたり、金銭をだまし取られる被害が増えているということです。

警察は特殊詐欺などの予兆電話の可能性があるので、不審な電話があった場合は、安易に個人情報は伝えずにすぐに電話を切り、警察相談電話「♯9110」に連絡するよう呼び掛けています。
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