「人がロープでぶら下がっている」屋根の雪下ろし中に転落か…命綱でつけていたロープが腹部に巻き付いた状態 74歳男性が搬送先で死亡 1人で作業中に事故か
北海道北広島市で納屋の屋根からロープで宙づりになった状態の男性が見つかり、搬送先の病院で死亡しました。
1月19日午後1時すぎ北広島市大曲で「屋根で雪下ろしをしていた人がロープでぶら下がっている」と近隣住民から110番通報がありました。
男性は現場近くに住む74歳の男性で、ロープが腹部に巻き付いた状態で、高さ2メートル以上ある納屋の屋根から宙づりになっている姿を男性の妻が発見。
男性は意識がない状態で病院に搬送されましたがその後死亡しました。
警察によりますと男性は19日午前9時ごろから1人で納屋の雪下ろし作業をしていたということです。
その際”トラロープ”と呼ばれる黒色と黄色の細いロープを納屋の屋根の梁に結びつけ、その先を体に巻きつけ”命綱”にして作業していたとみられています。
警察は、男性が屋根の上で滑ったほか、病気がきっかけで宙づりになった可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。