お正月用のオードブルで91人が集団食中毒 大みそかの夜から下痢や腹痛…調理した飲食店を営業停止 原因は病原大腸菌
北海道オホーツク地方の遠軽町で2023年12月31日に町内の飲食店で調理したオードブルを食べた91人に下痢や腹痛、発熱(37℃~39℃)などの症状が出て、21人が医療機関を受診しました。
患者の便を調べたところ病原大腸菌が検出されたことから保健所はこの飲食店を原因施設とする食中毒と断定。
1月12日から14日までの3日間営業停止にするとともに、施設の消毒の徹底などを指示しました。
オードブルには唐揚げやヤンニョムチキンのほか煮物、酢の物などが盛り付けられ30セットを販売。125人が食べたということです。
症状が出た人は全員快方に向かっているということです。また、調理を担当した従業員1人も下痢の症状があり、検査を受けています。
この飲食店は5日から営業を自粛しています。
保健所は5日に町民からの情報提供で今回の事態を把握しました。