化粧品 “100万円超” 盗んで「メルカリ」転売か 大学生の男(18)と自称・派遣社員の男(20)を逮捕 「金目当てで転売するため…」なぜか同系列店で

男2人を逮捕した北海道警白石署
ドラッグストアから計9万円を超える化粧品を盗んだとして18歳の男子大学生と20歳の自称・派遣社員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む18歳の大学生の男と、札幌市東区に住む自称・派遣社員の20歳の男です。
2人は共謀して、2023年10月10日午後6時ごろ札幌市南区のドラッグストアで、“コーセー”や“カネボウ”などのメイク落としや美容液など15点(販売価格9万1410円)を盗んだ疑いが持たれています。
ドラッグストアの店員が在庫を確認している際に商品が盗まれていることに気づき、12日に警察に通報。
警察が防犯カメラなどを捜査し、11月18日に2人を逮捕しました。
調べに対し、2人は容疑を認めていて、大学生の男は「お金目当てで、転売するために一緒に盗みました」と話し、20歳の男は「化粧品を沢山盗んだことに間違いありません。少しでも生活の足しにしたかった」などと話しているということです。
また、警察は2人を調べる中で「メルカリで転売した」というような供述も得ています。
10月以降に札幌市内や近郊にある同系列のドラッグストアでは、十数店舗で化粧品が盗まれる事件が相次いでいて、被害金額は100万円を超えるとみられます。
警察は、2人が関与した可能性もあるとみて捜査しています。