”廃虚ホテル”の解体準備がついにスタート 来年12月をメドにすべての建物を取り壊す予定 北海道東川町「天人峡温泉」
北海道東川町の天人峡温泉で廃虚となっていたホテルを解体するための準備が11月15日から始まりました。
2024年12月ごろまでに建物を取り壊す予定です。
天人峡温泉では2つのホテルが約5年前から廃虚となっていました。

天人峡温泉の廃ホテル
国有地のため国は撤去を求めて裁判を起こしましたがホテルの運営会社が応じませんでした。
このため北海道東川町が主体となって11月15日から解体作業の準備を始めました。
11月15日は周辺の測量などを行い今後、アスベストを除去していきます。
費用はおよそ14億円が見込まれています。

来年末には全て取り壊し
「(今後は)自然景観をどのように楽しんでもらうか、場の整備を行っていきたい」(東川町 窪田昭仁 適疎推進課長)
東川町では2024年4月ごろにもホテルの取り壊しを始め、2024年12月をめどに建物すべてを解体する予定です。