週間番組表

MENU CLOSE
検索

“北海道大学”の構内に「こども用の図書施設」誕生へ…建築家 安藤忠雄さん設計 世界に発信できるような人材に

友だち追加

 北海道大学の構内に3年後、新たな図書施設が誕生しそうです。子どもたちの想像力や好奇心を育み、世界で活躍できる人材を育てようと、世界的な建築家、安藤忠雄さんが手がけます。

 芸術性も兼ね備え本をゆっくりと楽しめる空間、「こども本の森」。

 世界的な建築家の安藤忠雄さんが設計・建設を担当し、全国の自治体に寄贈している図書施設です。

 現在大阪、岩手、兵庫の3か所で運営されています。

北大と札幌市 安藤忠雄建築研究所の締結式

北大と札幌市 安藤忠雄建築研究所の締結式

 この施設を初めて大学の構内に作ろうと11月7日、北大と札幌市、安藤忠雄建築研究所の3者が、基本合意書の締結式に臨みました。

 北大が土地を提供し、安藤研究所が設計・建設、札幌市が運営を担当します。

 「(北海道から)世界に発信できるような子どもができないかという意味で(北大は)一番シンボリックな場所だろうと思っています」(建築家 安藤忠雄さん)

北大南門付近の木々に囲まれた場所に建設へ

北大南門付近の木々に囲まれた場所に建設へ

 場所は、北大の南門から西に約50メートルの木々に囲まれた土地で、2026年夏までの開館を目指します。

 安藤さんは、北海道ならではの自然を生かした空間にしたいと語り、所蔵する本は市民からの寄贈も募り、2万冊以上を想定しています。