フレンチシェフ考案!コースで仕立ての"ラーメン” 焼きおにぎり・味変調味料…デザートも! フランス料理×中華麺が融合
寒くなると食べたくなる、あったかい麺料理。
今回は2023年6月、札幌市中央区にオープンした一風変わったコース仕立てのラーメン店に潜入してきました。
地下鉄東西線西18丁目駅から徒歩5分、「ル・レヴェ・ドゥ・ソレイユ」は、フレンチシェフ数人が共同で立ち上げたコース仕立ての創作麺料理店。
料理人として、今まで培ってきた技術を使って料理が作りたいと一念発起。
コース仕立てのラーメンが楽しめます。
ラーメンを注文すると、まず最初に出てきたのは前菜「ホタテのカルパッチョ」。
メインは「ペスカトーレヴェルデ」というラーメン。
ヴェルはイタリア語で、緑という意味。
そのため、バジルを使ったジェノベーゼソースをたっぷり使っているとのこと。
具材もエビ、イカ、ズワイガニとっても豪華。
鶏白湯のスープをベースに、トマト・ジェノベーゼソース・アサリのダシも入っている。魚介の風味になってます。麺はお店のオリジナルです。
ラーメンの締めには、和風だしで炊き上げたご飯を使った「チーズ焼きおにぎり」や自由に味変ができるようにと用意されたオリジナルの調味料。
さらに白玉ぜんざいとアイス、和洋が揃ったデザートまで。
全4品のコースで料金は1870円。ちょっと贅沢をしたいときにぴったりなお手頃価格。
「コースっていうとちょっと肩肘をはって敷居が高いと思われがち。ラーメンという慣れ親しんでいる料理で味わえる。お年寄りからお子さままで、"コース文化"を知ってもらう上で入りやすい」(ル・ソレイユ 菅野幸仁さん)
麺料理は今回食べたペスカトーレヴェルデだけではなく、フレンチの基本特性のコンソメスープで仕上げた鶏塩麺や牛乳と鳥白湯を合わせた和風の鶏白ミルクラーメン。