北海道江差町特産の「焼き蝦夷アワビ」…実は一部が中国産だったと判明 ”業者が間違えて発送”連日大盛況だったオータムフェスト…全店舗立ち入り検査で判明
社会
2023年のさっぽろオータムフェストで北海道南部の江差町の特産として販売されたアワビの一部が中国産だったことが判明。いったい何があったのでしょうか。
9月に開かれたさっぽろオータムフェスト。
2023年は過去最多となる238万人が来場するなど、連日大盛況でした。
しかし、思わぬ事実が明らかになりました。
北海道内各地の名産品が集まる西8丁目会場で人気を集めていた北海道南部の江差町の「焼き蝦夷アワビ」
ここで9月8日から12日にかけて特産品として販売されたアワビの一部が、実は中国産だったことがわかったのです。
町や主催者によると、イベントではメインの食材を北海道産とするルールがありましたが、12日に全店舗対象の立ち入り検査をしたところ江差町のブースから中国産アワビの袋がみつかったということです。
町では販売業者が発送先を誤ったためだとしています。
「販売業者が東京にも店を持っているということで、厚沢部町にある倉庫にアワビを保管している。東京の店で使うアワビとオータムフェストで使う檜山産アワビを混在させて間違えて中国産アワビをオータムフェスト会場に発送してしまった」（江差町の担当者）
この期間に売られたアワビは約300個で、その一部が中国産だったとみられています。
町では10月24日開かれる議会のなかで、町長が経緯を説明することにしています
