北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送 北海道に、ユーがいる。|北海道文化放送


MENU CLOSE
検索

早くも「ラピダス」効果!住宅地上昇率"全国一"は北海道千歳市 商業地も30%超の上昇 住宅需要急増で「坪単価5倍」も

社会 道内経済 友だち追加

 北海道期待のあの街が全国一になりました。土地取引の目安となる基準地価が公表されました。

 全国・北海道内共に上昇率の上位を占めたのは、あの工場の進出で活気づくあの街でした。

 9月19日公表された全国の基準地価。全国で一番、大きく上昇したのは…

 JR千歳駅から徒歩7分ほどの千歳市栄町5丁目の住宅地。

 2022年に比べて30.7%も上昇し、一平方メートル当たり9万8000円で、上昇率が全国1位となりました。

 千歳市北栄2丁目。飲食店には昼時、次々と客が入っていきます。

2022年より30.8%上昇

 こちらの商業地も2022年より30.8%も上昇。1平方メートルあたり10万2000円で北海道内では1位。全国でも2位となりました。

 2023年の北海道内の地価調査では、千歳市が上位を占めています。

全国でも上位にランクイン

 全国でも上位にランクインし、住宅地では、1位から3位。さらに8位と10位も。商業地でも2位から4位となりました。

 高い上昇率の背景にあるのが、国家プロジェクトとされる次世代半導体工場・ラピダスです。

 「エイエイエイ!」

 9月1日、千歳市の工業団地でラピダスの工場の起工式が行われました。

ラピダス新工場の起工式

 次世代半導体の量産化を目指す国家プロジェクトで、国が3300億円を支援し、建設には最大、4000人を超える作業員が携わり、工場では1000人ほどが働く予定です。

 北海道内では過去最大の企業進出とされ、関連産業を含め大きな経済効果が期待されています。

 これにともない千歳市内ではすでに住宅需要が高まっています。

 「ラピダスの関係者も申し込みして、残り一室となりました。早かったです」(不動産のピース 鈴木 善一 社長)

 市内の不動産会社ではラピダス進出が決まってからJR千歳駅周辺の共同住宅に次々と関係する会社名義で入居が決まりました。さらに・・・

  • みんテレ
  • 北海道チャンネル