【ススキノホテル殺人事件】半年間の鑑定留置が決定 「責任能力に問題はない」両親の弁護人が特別抗告 最高裁が棄却
■家宅捜索
・容疑者3人の自宅から被害男性の首、衣服、免許証、財布など、修容疑者の車から男性のスマホのSIMカードが見つかる。
→男性の首は2階の浴室でビニール袋に包まれ容器に入って腐敗した状態だった
・刃物約20本や金髪ウィッグなどのほか”何者かが手袋を着用した手で男性の頭部に触れる動画”なども押収
・瑠奈容疑者のスマートフォンも押収。電話やアプリなどで男性とやり取りをした形跡はなかった。
・血痕のようなものが付いたレインコートを押収
■8月14日
・殺人の疑いで瑠奈容疑者、修容疑者、浩子容疑者を再逮捕
→瑠奈容疑者が殺人の実行役とみて、3人の関与の仕方や計画性があるかを慎重に捜査
■8月16日
・殺人の疑いで瑠奈容疑者、修容疑者、浩子容疑者を送検
■警察の取り調べに対し…
・死体損壊などの容疑については3人とも黙秘
・殺人容疑について3人は黙秘や否認
・浩子容疑者は当初、「娘の犯行を止めたかったが止められなかった」と供述
■8月18日
・両親の弁護人がコメントを発表
買い物や送迎の事実は間違いないが、浩子容疑者が「娘の犯行を止めたかったが止められなかった」と警察に話した事実は一切ない。両親は、瑠奈容疑者が事件を起こすなどとは全く想像しておらず、殺人と死体遺棄について一切共謀していない、とコメント
■8月24日
・札幌地検が親子3人の鑑定留置を請求し、同日札幌簡裁は請求を認める決定
・両親の弁護人がふたたびコメントを発表
両親は8月21日から検察に対してのみすべての事実関係を供述しているが、弁護方針として警察に対しては黙秘権行使を続ける。
■8月25日
・両親の弁護人が半年間の鑑定留置を不服として、札幌地裁に取り消しを求めて準抗告を申し立てるも棄却される
■8月28日~2024年2月28日
・札幌地検が親子3人の鑑定留置を開始 半年間、3人の刑事責任能力を調べることに