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【ススキノホテル殺人事件】半年間の鑑定留置が決定 「責任能力に問題はない」両親の弁護人が特別抗告 最高裁が棄却

事件・事故 社会 友だち追加

 札幌ススキノのホテルで62歳の男性が殺害された事件で、最高裁は、鑑定留置の取り消しを求めた両親の弁護人からの特別抗告を棄却する決定をしました。

 無職の田村瑠奈容疑者と父親の修容疑者、母親の浩子容疑者は共謀し、今年7月、ススキノのホテルで恵庭市の男性を殺害し、頭部を切断したなどの疑いがもたれています。

事件があった現場(札幌市中央区)

 札幌地検は3人の刑事責任能力を調べるため、8月28日から2024年2月までの間、鑑定留置を行っていますが、両親の弁護人が「責任能力に問題はない」などとして、札幌地裁に取り消しを求める準抗告を申し立てましたが、退けられていました。

 このため、弁護人は9月4日、最高裁に特別抗告しましたが、最高裁第一小法廷は11日付けで棄却する決定をしました。

ススキノホテル殺人・頭部切断事件 経緯

※警察・捜査関係者などへの取材に基づく

■5月下旬
・父親の修容疑者が車で娘の瑠奈容疑者をススキノに送る
→ダンスクラブで瑠奈容疑者が被害男性と出会う(初めてか)
・修容疑者もダンスクラブにいた 事件前から被害男性と面識があった可能性
 
この時に”何らかのトラブル”か

■6月上旬
・瑠奈容疑者と被害男性が会う(2回目か)

■7月1日午前2時ごろまでに
・瑠奈容疑者と修容疑者 自宅近くの小売店でノコギリやナイフなど複数の刃物のほか、スーツケースなどを買いそろえる
・修容疑者 1人で札幌市内の店でレインコートを購入

■7月1日午後8時ごろ
・瑠奈容疑者と修容疑者 自宅近くの小売店でノコギリを追加購入

■7月1日夜~2日未明
・修容疑者が車で瑠奈容疑者をススキノへ送る(その後、修容疑者は一度勤務先へ)
→ススキノで瑠奈容疑者と被害男性が合流 ホテルへ
→レインコートを着た瑠奈容疑者が、浴室で男性を後ろ手に拘束し、抵抗できない状態で後ろから首付近を刃物で突き刺し殺害か。致命傷は肺の近くまで達する深い刺し傷 死因は出血性ショック
→殺害直後に、ホテルで男性のスマートフォンを工具で壊し、証拠隠滅を図ったとみられる。複数の刃物で男性の首を切断し持ち去る
・修容疑者が車で瑠奈容疑者を迎えに行く
→一緒に厚別区内の自宅へ帰る
・数時間後、修容疑者が車で瑠奈容疑者をふたたびススキノに送る
→瑠奈容疑者は別のダンスクラブへ

■7月2日午前2時すぎ~同日午後3時ごろ
・3人のスマホを調べたところ「すすきの 殺人」と検索した履歴

■7月24日
・警察が死体損壊、死体領得、死体遺棄の疑いで瑠奈容疑者と修容疑者を逮捕

■7月25日
・警察が死体損壊、死体領得、死体遺棄の疑いで浩子容疑者を逮捕