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"困窮者"を支援…福祉×ビジネス ハイブリッドに FUTURE FLIGHTグループ 釜澤剛璽さん #BOSSTALK

社会 道内経済 友だち追加

就労支援施設を設立 困難抱えた人を支援

社員が事故で身体障害者となり就労支援施設を設立

――人の支援に至るまでは?
 元々障害者支援をしようと思っていました。社員が事故で身体障害者となったため、就労支援施設を設立しました。

 障害者や刑務所出所者、シングルマザーなど様々な人の支援して、繋がっていくんです。出所者から紹介してもらったのが、家や食べ物がない人だったり。そのような人を支援しているうちに、今の会社の形になりました。

刑務所出所者の7割が再犯

――刑務所出所者との出会いはどこで?
 障害者の支援をしていたら、刑務所出所者ということを隠して職業訓練に来ている人がいたんです。

 刑務所出所者の7割の人が仕事がなく、再犯して刑務所に戻ってしまいます。会社の中でハレーションが起きてしまうこともあります。

 ただ、誰かがやらなければ、仕事のない出所者が再犯し、マチで不幸なことが起きてしまうんです。

 また、1人あたり年間400~500万円の維持費がかかります。これは税金から賄われています。支援することで、マチから再犯が消えたり、税金が使われなかったり、人を不幸にしていた人が人を幸せにすることができると思います。

 ほんの少しだけでも、その人が変わっていく瞬間が見えたときに、自分のエネルギーになっていますね。

――人が変わる瞬間を目の当たりにした時に、どのような気持ちになりますか?
 出所者ががんばり、会社でリーダーに昇格しました。その時は、グッとくるものがありましたね。

 その人は1年以上働いているが、1年続けること自体、本当に難しい。走馬灯のように、1年間がんばったなという思いがあって、本当に嬉しかったです。

 人には可能性があると思っています。人が変わっていく姿が、僕や会社の成長につながっていくと思っています。

月に数回 "食料配布" 福祉×ビジネス ハイブリッドに

生活困窮者への食料配布会も開催

――いま取り組んでいることは?
 食料支援に力を入れています。食べ物に困っている人に月数回、食料配布会を開いています。

――食料配布を必要としている人が多いということですか?
 1度の開催で約100人集まりますね。物価高騰の影響で、食料に困っている人が増えてきている実感はあります。

――継続的な支援が必要ですか?
 6人に1人の子どもが貧困、人口の15分の1の割合で障害があると言われている世の中です。

 働けない人が増えてきているので、職業訓練や出所者支援、食料支援を合わせてサポートをしなければ、この国は成り立たないと感じています。


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