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【傍聴記録 後編】「僕は道具みたいなもの」「理由は聞いていない」法廷で笑みも…54歳男の言葉 女子大学生嘱託殺人初公判

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■Q子どもいますよね? Aそれ関係ありますか?

小野勇被告(SNSより)

小野勇被告(SNSより)

 検察側の席には、被害者遺族の代理人もいました。小野被告に問いかけます。

 ▼代理人:被害者に死にたい理由は聞いた?
 小野被告:1回も聞いていない 

 ▼代理人:できれば殺したくなかった?
 小野被告:もちろん

 ▼代理人:殺したくない気持ちがあれば理由を聞くのでは?
 小野被告:どうでしょうね、被害者は死ぬ意志が強すぎたので

 ▼代理人:(小野被告には)子どもがいますよね?
 小野被告:それ、関係ありますか?

 ▼代理人:子どもは大切ですか?
 小野被告:もちろん

 ▼代理人:被害者が亡くなることでその家族が悲しむとは考えなかった?
 小野被告:考えなくはなかったが被害者の気持ちを優先した

■「僕は道具みたいなもの」

井下田英樹裁判長(中央)

井下田英樹裁判長(中央)

 裁判官からも質問が出ます。

 ▼新宅孝昭裁判官:被害者が1人で死ぬのと、小野被告が殺害するのは比べた?
 小野被告:比べたわけじゃない 死亡原因に過ぎない

 ▼新宅孝昭裁判官:人を殺すとはどういうことだと思うか?
 小野被告:被害者からしたら僕は道具みたいなもの死ぬための道具。

 ▼新宅孝昭裁判官:この事件をどう捉えている?
 小野被告:今更だけど どうして死にたいかもっと聞くべきだった。

法廷内の被告の様子

法廷内の被告の様子

 ▼井下田英樹裁判長:なぜ殺害をやめなかった?
 小野被告:僕がやめても被害者の"希死念慮"は変わらないから 

 ▼井下田英樹裁判長:嘱託の殺人ならいいやと思った?
 小野被告:嘱託だろうが殺人は殺人 殺害というのは変わらない

 ▼井下田英樹裁判長:罪悪感はある?
 小野被告:ありました 人任せになるけど、被害者の口からやめてとか言ってくれないかなという気持ちはずっとありました

■次回 結審

小野勇被告

小野勇被告

 各質問に小野被告が答えたあと、小野被告の精神鑑定をした医師の証人尋問が行われ、8月31日午後4時ごろに初公判が終了。

 検察側の席には被害者遺族が参加していたとみられ、時折、すすり泣く声や机をたたくような音も聞こえていました。

 次回の裁判は9月4日に開かれ、結審する予定です。

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