海中を調べる様子

水深7メートルの海底で「車らしきもの」発見…道の測量調査で確認 水中カメラではナンバー等判読できず 北海道根室市の港

　8月30日、北海道根室市の港で、車らしきものが沈んでいることがわかり、警察や市が調査しています。

　車のようなものが沈んでいるのが見つかったのは、根室市の花咲港付近の海底です。

　8月23日、道が海底までの深さを調査するために海中を撮影し、データを解析したところ、29日になって車らしきものが沈んでいるのが確認されました。

　「四角いようなものが海底にある」と道開発局から30日に通報を受けた根室市や警察が現場を確認しましたが、海底7メートルの深さのため、地上からは目視で確認できませんでした。

　このため水中ドローンなどを使い撮影したところ、車らしきものがあるのが確認されましたが、ナンバーや人の姿などは判別できませんでした。

　直近1週間で車両の海中転落などの通報はなく、警察は車の状態から、落ちたのは数週間から数年単位ほど前の可能性もあるとみて、所有者の確認を急いでいます。