いつになったら止まるのか… “水蒸気噴出” 注水を『一時中断』 勢い弱まらず 再開するも別の方法も検討
北海道の蘭越町で硫化水素などを含む水蒸気が噴出している問題で、水蒸気を止めるための注水が一時中断されたことが分かりました。
蘭越町では6月に地熱発電の掘削作業中に水蒸気が噴き出し、周辺の水や大気中から硫化水素やヒ素が検出され19人が体調不良を訴えています。
掘削した三井石油開発は水蒸気を止めるため12日から噴き出し口に水を入れる作業を始めましたが、水蒸気の勢いが弱まらず、13日に一旦、作業をやめていたことが分かりました。
15日に注水を再開しましたが水蒸気は止まっておらず、三井石油開発は別の方法も検討しているということです。