札幌地方裁判所

　自宅マンションの別の階の部屋に侵入し住人に催涙スプレーをかけるなどした罪に問われていた元警察官の41歳の男の判決公判で、札幌地裁は懲役2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

　判決を受けたのは札幌東署の元巡査部長・西尾将希被告（41）です。

　西尾被告は3月7日午前3時半ごろ、自宅マンションの別の階に住む20代の男性が住む部屋に不正に作成した合鍵を使って侵入、住人に見つかり追いかけられた際、催涙スプレーを噴射する暴行を加え軽傷を負わせるなどした、住居侵入・傷害・窃盗の罪に問われていました。

　8日に開かれた判決公判で札幌地裁の新宅孝昭裁判官は、西尾被告に対し、懲役2年6か月 執行猶予4年（求刑懲役3年）の有罪判決を言い渡しました。